川崎の工場夜景~レストランバスで美味しいご飯も食べちゃう~

ホテル縁道のサイトをご覧いただき、ありがとうございます!

川崎の魅力を紹介させていただく「つながり」ですが、今回はフロント、食堂兼任の髙柳が担当させていただきます。

今回は川崎駅周辺から外れますが、密かに川崎観光の一角として知られている「工場夜景」について紹介いたします。

10年以上前から工場を利用した「産業観光」として工場夜景は非常に有名です。

全国北海道から福岡までスポットがありますが特に、川崎は鶴見線が通っているので自分の足で見に行けるほか、クルージングなどでも夜景のツアーが組まれており、様々な手段で夜景を楽しむことができます。

つながりの記事を書くならば、工場夜景の紹介をしたい!と思っていたところ、WILLER EXPRESS株式会社様のレストランバスツアーに参加させていただく機会を頂戴しました!

今回はそちらのバスツアーの紹介をしながら、川崎の工場夜景についてもお話しいたします。

 出発地点は東京駅の中央口を出て、丸の内ビルの手前です。東京駅と中央郵便局が見える場所からスタートとは早速おしゃれです。

開始は夕方5時半、ほんのり暗くなってきたころで私含め同僚4人でうきうきしていたら可愛いラッピングの2階建てバスがやってきました。

どうやらこのバスの2階に座って夜景を眺めることができるようです。東京から川崎の長い旅路ですが、優雅に過ごすことが出来そうです…!

席に案内していただいて、ファーストドリンクを注文した頃には暗くなってきました。

ちなみにこちらのドリンクカウンターは夜になると光るだけではなく、カップグラスは丸いホールに入れて、ワイングラスはサイドから一番奥に引っ掛けておくことで走行時の転倒防止も兼ねているようです。

す、凄い…。

3時間半のツアーの合間にフレンチのフルコースが提供されるようで、早速最初のサラダとパイ包みのクラムチャウダーが来ました。

パイをひとりひとつ割るたびに陽気なテンションになっていたら、バスが東京駅を出発し始めました。東京駅周辺が元々観光の名所なので、皇居、霞ヶ関、虎ノ門と工場夜景が始まる前から見どころが沢山あります。

天候のおかげで、今回は走行中も屋根を開けていただけることになりました!

天井はもともとガラス張りでしたが、ガラス一枚無いだけで開放感が段違いです。

歩道橋の下をギリギリ通れるくらい高い車高はどの綺麗な景色でも至近距離で見せてくれて、臨場感がありました。

ちなみに春になるとこの樹は桜が咲くそうです。え、凄く見たい…。

海沿いの高速へ向かっていくわけですが、やはり!いや、期待しまくりでしたが虎ノ門を過ぎたころから、東京タワーが姿を見せてくれました。

高速に乗る前にタワー周辺をぐるっと回ってくださるとのことで、乗客全員で東京タワーの大撮影会が始まりました笑。

やはり赤と白は日本人大好きカラーなので誰でもテンションが上がります!

この季節限定でライトアップがオレンジ色に優しく光るため、真っ暗な冬の空との対比で綺麗でした。

ちなみにこちらが髙柳のベストショットです。お納めください、自信作です!

高速を過ぎたあとは川崎に到着し、ようやく目玉の工場スポットへとさしかかります。

遠くに有名なホワイトキャッスルなどが見え、来るぞ、来るぞ…とカメラを構えていましたが、

距離が、ものすごく近いです!

繋がり更新担当として写真に残しておく責務がありましたが、これは肉眼でおさめておくのが非常におすすめです。

この写真は塩浜付近ですが、工場が密集しているあたりでも道路において一般車両も通行できるそうです。更に車高があるレストランバスで通行したならば、見えやすくない訳がないということですね!

いくつか工場スポットを紹介していただいたところで、バスから降り、水江町の景色をじっくり眺めました。

高さの異なる煙突からのフレアスタックと、貨物線、工場プラントまで収められるここは撮影せざるを得ません。

夜景全てにおいて照明ありきですが、なぜ工場夜景は夜でも光っているのか?と疑問に思っていました。どうやらどの工場もほぼ24時間稼働らしく、昼よりも少ない人員で回す際は照明が不可欠のようです。

景観の美しさだけでなく、業務での目的があって光らせているのは自然の景色とは違った見方ができますね。

満足してバスに戻ると、メインのローストビーフが提供されました。

これまで真鯛のカルパッチョやカマンベールチーズのフリットなどオードブル4種とムール貝を既にいただいておりますが、全て、美味しいです…。

同行者は冗談抜きにツアーを通じて20回ほど「美味しい」と言っていました。

ローストビーフはどう見ても美味しいのですが、マッシュポテト、ズッキーニと交互に食べるとまたフォークが止まりません。

改めて、ごちそうさまでした!

続いて下車観光させていただいた場所は千鳥町です。

貨物ヤードの線路を画角内に収めると、どの場所から撮るかによって全く違う写真が撮れ、ここでも全員撮影に夢中でした。

左手前のプラントの迫力とあいまって、メタリックな雰囲気が素敵です。

ちなみに、アルコールドリンクのメニューは現在縁道食堂でも提供している、東海道ビール「黒に浮かぶ」もございます。

夜景を前にして全国工場夜景サミットビールを飲まない訳にはいかないでしょう!となり、ラストオーダーで注文させていただきました。

マンゴーの甘さをコーヒーが覆いつくす、独特のクラフトビールですが一度飲んだら忘れられない味です。

そして最後は、首都高速川崎線に乗り続浮島の夜景を眺めました。

車窓全てが夜景となり最後にあますところなく工場夜景の美しさを見られました。

本当に綺麗で、何と言葉にしたらよいか分からなくなり、ひたすら眺めることばかりしていました。

非日常の体験を沢山させていただき、川崎のラ・チッタデッラで下車した瞬間には安心感がありました。川崎の中でこうも違うのかと銀柳街を眺めながら思い、川崎って凄い!と改めて実感しました。

知識がある人でも無い人でも楽しめ、更には美味しいコース料理とお酒がいただけるレストランバスツアー、おすすめいたします!

改めて、WILLER EXPRESS株式会社様、ありがとうございました!

この記事で紹介したスポット以外にも有名な夜景スポットが沢山ありますので、気になるかたは是非行ってみていただきたいです。

次回のつながり更新も、楽しみにしていただけたら幸いです。

縁道 髙柳