「KAWASAKI MURAL ART PROJECT」~56mのキャンバスに集う5人の魂~

皆様お久しぶりです。6月に記事を書きました新卒スタッフ中村です。

今回は縁道の目の前にある

「KAWASAKI MURAL ART PROJECT」のご紹介でございます!

「KAWASAKI MURAL ART PROJECT」とは

ミューラルアートとは、ストリートカルチャーにおいて重要な要素である、

グラフィティを起源とした壁画で2019年11月にも、本庁舎整備工事現場の南側仮囲いで制作が行なわれましたが、

今回は北側仮囲いを舞台に、5名の世界的アーティストが参画しました。

周囲の街並みと調和させながら、仮囲いを彩ることで、川崎市の文化の発信とイメージアップを図っているそうです。

縁道の前の通りは、江戸時代東海道五十三次の宿場町・川崎宿から、総鎮守である稲毛神社に向かう参道でした。

このような歴史的背景を受け、「江戸を中心としたアート文化」と「若者文化」を融合させた作品を制作。

壁画の右に向かって江戸時代から未来に至るまでの街並みが描かれております。

この全長56mにもなる ミューラルアートは川崎市役所の新本庁舎の工事の間設置されておりましたが、

2022年の11月末に撤去されてしまうとの事なので、是非お早めにご覧ください。

「 アーティスト・イン・レジデンスルーム」

ホテル縁道では、5人のアーティストがコラボしたお部屋を販売しております。

Kensuke Takahashi Room

公式HPの【オリジナルグッズ付】 アーティスト・イン・レジデンス ルーム素泊まりプラン

をご予約いただいた方には特別なステッカーのプレゼントもございます。

オリジナルステッカー(公式HPの【オリジナルグッズ付】アーティスト・イン・レジデンスルーム素泊まりプラン予約の方のみ)

ホテルからミューラルアートが良く見える2階部分に、

5人のアーティストが実際に滞在しながらアートを作り上げる

「アーティスト・イン・レジデンス」の形式で客室5室が制作され完成致しました。

客室のある特定の位置からはまるで室内の壁画と仮囲い壁画がセッションしているような

スペシャルなコラボレーションアートを楽しんでいただけます。

外の壁画が 2022年の11月末に撤去されるので是非お早めにアーティストレジデンスルームをご利用くださいませ。

DRAGON76 ROOM

このミューラルアート、バイクなど目の前まで寄せられるのが特徴ですので

是非自分の車やバイクと一緒に撮影したり様々な角度から撮ってみてはいかがでしょうか。

※写真を撮られる際は、周囲の人たちに迷惑が掛からぬようお気を付けください。

<各客室とアーティストの紹介>

5人のアーティストと各客室のご紹介を致します!

DRAGON76 ルーム

【アーティストより説明】
今回ホテルの目前にある仮囲いに壁画を描くプロジェクトから派生したホテル縁道とのコラボだったので「Kawasaki Mural Art Project」略称KMAPの文字を中心にスプレー・スピーカー・ブレイクダンスでカワサキが推進するストリートカルチャーを表現しました。様々な細かいテクニックをちりばめたので、ぜひ宿泊して楽しんでもらえたら嬉しいです。

《DRAGON76 氏》
1976 年滋賀県生まれ。 ストリートアートを基本とし情熱的で生命力溢れるタッチで見る者の魂に触れるような作品を描く。そのスタイルは常に進化し、過去と未来や、静と動、正義と悪など、相反するものの共存をテーマに作品を生み出している。また、即興で繰り広げられるダイナミックなライブペインティングは世界中からのオファーも絶えず多くの観客を魅了する。

COOKルーム

【アーティストより説明】
KAWASAKI MURAL ART PROJECTでのアーティスト5人の出会い、繋がりを縁道のご縁そして円(丸)で表現しました。これからも様々なご縁の繋がりが広がるように願いを込めています。夜寝る前にクックちゃんの鼻を3回触って寝ると次の日いいことがあります。
 
《COOK 氏》
大阪出身、ロサンゼルス、日本を活動拠点とする
グラフィティ・アーティスト。20 歳からグラフィティ・ライターとして活動を開始。単身ロサンゼルスに渡り腕を磨き、グラフィティ・アーティスト活動の傍ら、アパレルブランドへのデザイン提供、国内外ミュージシャンへのアルバムジャケットアートワーク提供、ミュージックビデオへのアートワーク提供を多数手がけてきた。

Kensuke Takahashiルーム

【アーティストより説明】
KAWASAKI MURAL ART PROJECTで描いたキャラクター達を残したいという想いから、全員描き直しました。外の壁画と照らし合わせながら彼らの物語を感じていただけたら嬉しいです。

《Kensuke Takahashi 氏》
横浜出身在住のペインター。確かな描写力・緻密なテクニック・現実を飛び越える自由な発想力で、あえて画風を決めずに描くスタイルで壁画や飲食店舗内壁面アート、企業や行政へのアートワーク提供やライブペインティングイベト出演等活動の幅を多岐に広げている。

TOKIO AOYAMA ルーム

【アーティストより説明】
女の子のシャボン玉が爽風に乗り、ニワトリは仲良くお食事中、ドライブ日和で陽気な気分、ストリートミュージシャンが窓から見えるトランペッターとジャズセッション。
爽やかな朝を迎えられるように明るく、リズムカルで優しいデザインにしてみました。

《TOKIO AOYAMA氏》
ART INSTITUTE OF SEATTLE でグラフィックデザインを専攻。 海外を旅し、各地の風習、神話などを取り入れ、独特な色使いでミステリアスな世界観を表現。
主に国内外のアーティストのジャケット制作、個展、ライブペイント、壁画制作で活動中。

WOOD ルーム

【アーティストより説明】
エッジの効いたスタイルはそのままに、淡い緑に囲まれた深いジャングルをイメージしました。
植物の力強さと荒々しさがシャープに表現された生命力を感じさせる中にも、3匹の可愛らしい生き物が部屋の印象をマイルドに調和してくれています。リラックス効果のあるグリーンをベースにWOODの持ち味でもあるホワイトの使い方が生きた作品に仕上がったと思います。今日も平和そうなジャングルの中、大自然を感じて素敵なベットで大の字に寝転ぶ。そんなリゾート気分を満喫して心も体も安らいで頂ければと思います。

《WOOD 氏》
大阪生まれ大阪育ち、川崎市在住。
幼少期から創作活動に励み、スプレー、マーカー、インクなどの画材を使用する。自身も BBOY でありストリート育ち。ムーブ、マインドは常に影響を受けている。国内、外を旅し、ストリートカルチャーを身をもって感じ続け、感覚を磨き続け幅広く活動している。

最後までお読みいただきありがとうございます。

いかがでしょうか。是非皆さまも圧巻の全長56mのミューラルアートを見にいらしてください!

それでは次回の更新もお楽しみに!

中村